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徴を探して 1
 文学、世界文学に手が届くということは、国の虚飾、蒙昧、偏狭さの押しつけ、空疎な学校教育、中途半端な将来の進路、運の悪さ、といった檻から逃げだせるということを意味します。文学はよりおおきな生活の場、つまり、自由地帯に入ってゆくパスポートでした。
 文学は自由そのものでした。とくに、読書や内向的な生活が呵責なく脅かされるような時代には、文学は、まさに自由にほかなりません。

"Literature Is Freedom: The Friedenspreis Acceptance Speech"
Susan Sontag  木幡和枝 訳

ようやく引越しの際、倉庫に押し込んでいた荷物を出し終えました。やっと。
兎に角スペースがなくてその確保が先で今に至ったというわけです。
出しながらその8割は本でした。
一人住まいの間は本棚を出していたらキリがないとわかっていたので
今現在、読んでいない本は押入れに放り込んでいたので出てくる出てくる。
読んでいない本が。。
仕事でいらいらした時は本を買うに限ります。(よね?)
だいたいどこで買ったかまで覚えているんですが数冊??というのが出て来て、げ!
と思いました。今のところダブりで買ったのは生涯2回だけ。
この2回は結構ショックだったなぁ。

本は読む方だと思いますが本の買い方はわりとクセがあると思います。
こんなもの本と呼ぶに値しない!と切り捨てたい本は世にたくさんありますが
それは今回は置いておいて、

1. 基本的に小説の類いは買わない。
これは本を読む。と言っている人間の中では少数派になりそうだけど
いわゆる現代の物語の類いは買いません。読むときは時間がある時に
ノンストップで半日くらいかけて一気に読まないと気が済まない質で、
途中まで読んでつまらなくて読むのを止めてしまえば最後まで読まないことが多いし
最後まで読んだとしてつまらなかったときの残念なあの気分は味わいたくないから。

映画でさくっと2時間で観てしまった方がまだつまらなかったときの落胆が小さい。
なので短編集、エッセイ集が比較的多くなる。
またこの手の小説は一度読んだら2度と読まないものが多い。
漫画も好きだけどほとんど買わないのはこの辺。

2. 資料として買う、後で恥ずかしくなる本は買わない。
服やCDなんかにもこれは言えることですが、
なんでこんな本買ったんだろうと恥ずかしくなる本は買いません。
これは若い時に失敗して培われるものなので若い人には勧めませんけど。
なので難しい本が増えます。古典が増えます。
手元に置いておく本は基本的にこれでいいんです。

じっくり読むときもあれば辞書代わりにすることもある。
難しい本ほど一度に2、3冊同時に開くことになる。
必要なら図書館もあるし、いわゆる売れた本ならブックオフに腐るほどあるのだから。
そう、くだらない本は自ずと腐る。今読んで理解できない本でも
寝かせる。寝かせるに値する本のみを本棚の肥とする。
そうやって選んだ本はのちにいい味が出てくる。

3. 希少本は買う
専門書は特にこれが顕著になるけど(最近は買う機会が減った)買っておかないと
手に入らない本、べらぼうな値段がつく本というのがあってそういう本こそ
図書館にはない。専門の勉強している人ならともかく、
学生でもないのに大学の図書館なんてちょくちょく行けるものではないし
買っておいた方が後が楽ということも経験から得たもの。

ここまで前振りをしておいて急に書く気が萎えてきた。
続きはまた次回。

良心の領界

スーザン ソンタグ / NTT出版


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by afterthecycle | 2011-02-09 00:33 | book
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