Top

カテゴリ:movie( 7 )
COLD CREEK | FAYETTEVILLE | LEIPERS FORK
b0165779_1181048.jpg

The Album Leaf (!!!) / essex
[PR]
by afterthecycle | 2010-04-07 01:22 | movie
映画2題
b0165779_055438.jpg


ロメール亡くなりましたね。
映画は映画館で、しかもシネコンは映画館ではない。
という偏屈を通していますので。笑
見たことのある数はけっこう限られてきます。

もし、東京にでも住んでいようものなら、
きっとスケジュール帳片手に寝る間も惜しんで。。
嗚呼。田舎ってほどよいですね。

さて、先日映画を2本見てきました。

一本目。
『ポー川のひかり』
エルマンノ・オルミ監督はあの『木靴の樹』の監督。
あのとか書いておきながら見たことありません。。
まぁ上の理由です。
ロメールじゃないですがこれで長編は最後だと宣言している作品です。
良い作品でしたが期待ほどではなく。。
アンゲロプロスぐらい退屈で良かったと思います。
やや展開が早過ぎた。高齢だからですかね。。

良いサイトを見つけました。
http://outsideintokyo.jp/
ちとお堅いですが、ブレはないです。つぼです。

二本目。
見るかどうか迷いながら見たのは
『地下鉄のザジ』
これも上記の理由で見たことありませんでした。
ルイ・マル作品というよりレイモン・クノーの『文体練習』を
読んでみようかなと思っていて、でもザジ見たことないや
と思って見ました。
そういう理由でみたので感じるより考えてしまって。。
途中、完全にオーバードーズ。。笑
途中退室しちゃいました。。

ザジの感覚ってフェリーニの『81/2』に近いけど
あっちはモノクロだし。美術がミニマルなのに対して
ヴィヴィッドでコンフューズな感覚は疲れる。
PVぐらいの尺なら十分楽しめるんだけど。。

ということで、
クノーの道はまだまだのようです。とほほ。
ところでルイ・マル作品。
DVDがリマスターされ100%orangeによって
いくつかジャケがちょっと反則な感じになってます。
ブルーナとサヴィニャック足して2で割った感じです。

『五月のミル』って知らんぞ。

文体練習

レーモン クノー / 朝日出版社


地下鉄のザジ【HDニューマスター版】 [DVD]

紀伊國屋書店


五月のミル【HDニューマスター版】 [DVD]

紀伊國屋書店



今後の予定は。
『アニエスの浜辺』
『クリーン』(DVDでなくフィルム!)
『カティンの森』
ですかね。

最近見つけたマイケル・アンドリュース プロデュース、
フィルムはミシェル・ゴンドリー。

ジーザズ!


[PR]
by afterthecycle | 2010-01-25 00:15 | movie
Owen- One of These Days
Woo lala!

先日、福岡に来ていたowen
Nice bike movie!


[PR]
by afterthecycle | 2010-01-16 22:54 | movie
BGM考
『沈黙に次ぐ最も美しい音楽』の追求が
ドイツのレコード・レーベル ECMのコンセプトです。
時に教条的すぎて閉塞感を伴いますが、このコンセプトは好きです。

ある競技にBGMがあると聞いてとても驚きました。
音楽とは関係ないある種、突き詰めた人たちが参加する競技です。
見にいったことありませんが、見にいったとしたら
見ているこっちが恥ずかしくなりそうな気がして
今から困っています。。

音楽について、
どうこう言える立場にないことは百も承知ですが、
外で流れているBGMについて、良い。
と思うよりも耳障りだと感じることの方が多いので
結構、大変です。正直、疲れます。

ECMのコンセプトは諦めの美学だと思います。
「昔、バイトで仲の良かった友だちと久しぶりにあって、
その手元にある灰皿のタバコの本数がふたりの関係を物語っている。」
っていう内容のマンガがありました。
いわば僕らはBGMというタバコを片手に何かをやっている訳で
タバコなしには生活できない訳です。
じゃあせめて良質のタバコに手を伸ばすかどうか?
というのが重要です。

この前、実家に帰った時に
祖母が仏壇に毎日あげる安物のお線香が苦痛だ。
と母が言っていました。形式としてご仏前に上げる線香は
もはや形骸の域に達しています。

さて、これと同じことは映画や映像についても言えることで
自転車のDVD。結構、厳しいです。
もはや期待すらしていないんですが。
映像はもちろん良かったんですが。。

レジェンド・オブ・ツール・ド・フランス エディ・メルクス [DVD]

東宝





これが良い見本。



こういったのがもっとたくさん増えてほしいです。
おすすめのDVDあれば教えてください。
ただなんとなく美しい風景が広がっていく。
そんな風なだけで僕には十分なんですが。。

僕がその競技に出る時は(?)これで出ます!



なんちって。。
私信です。
今月17日オープンでようやく確定しました。
がんばります。
[PR]
by afterthecycle | 2010-01-14 22:17 | movie
二輪と倦怠
b0165779_2132481.jpg

ジャン・ユスターシュ『ぼくの小さな恋人たち』の感想に代えて

アンナ・カリーナでもいいけどやはりヌーヴェルヴァーグのイコンは
ジャン=ピエール・レオーだと思う。
僕が男だからかもしれないけど。
きっと『少年的なもの』は大きなテーゼの一つ。
それを彼は担った。

リルケでもヘッセでもいいけど、
いやランボー。
16から18くらい。
『終わりの始まり』に至る一歩前。

ジャン=ピエールはもはや少年ではなかったが、
ジャン・ユスターシュの『ぼくの小さな恋人たち』は、
そんな時代を描いた作品だと思う。

高校球児のような爽やかな日本の高校生のイメージとは裏腹に、
『倦怠』という言葉がその時期の僕にはしっくりくる。

退屈な授業、半強制的な学生生活。
絶対的な存在だった大人のイメージが崩れだし、
ボロばかりが目立って見えてくる時期。
不条理を不条理とし抗うことなく鵜呑みするのならば
感情を殺すしかない。
しかし、衝動的に何かしなければ気が済まないのが若さ。
失敗ばかり繰り返し、どぎまぎするだけ。。

彼らは自転車か自転車に毛の生えたバイクで動く。
女の子を追回しに。
自転車は『少年的なもの』の象徴的な道具だと思った。
YODELにも最後にちらっと書いたけどそれが唯一の自由なのだ。

この歳になって、ましてや僕の住むような地方都市で
自転車に乗るのは各人に眠る『少年的なもの』の復権を
求めているからかもしれないと思った。

※写真は雨の天建寺橋

ぼくの小さな恋人たち [DVD]

紀伊國屋書店



アデン、アラビア/名誉の戦場 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-10)

ジャン ルオー / 河出書房新社




[PR]
by afterthecycle | 2009-12-25 21:36 | movie
"OVERCOMING"
前回に続き、ツールのドキュメンタリー映画です。
前回が、2003年。
今回は2004年、Team CSC(現Team Saxobank)のツール・ド・フランスを追った作品です。
チーム監督は、インデュラインの5連覇に終止符を打った1996年の覇者ビャルネ・リース。
後の2008年の覇者カルロス・サストレと、2006年のジロの覇者イヴァン・バッソ
が中心の映像となっています。
"Hell on wheels"に比べ全体的なまとまりに欠け、レース展開は
ものすごくわかりづらいのですが、それでも面白かったです。

自転車競技の覇者は、スポーツでありながら二十歳前後の年齢ではなく、
もう30に近いくらい、もしくはオーバーくらいの選手の方が勝っている事実が面白いです。
力、身体能力だけでなく、
チーム力、政治力、レース展開の読み、自転車のセッティング等の
バランス力が問われる競技だということでしょうか?
ビャルネ・リースもやはりワイズな監督の様で見ていて飽きません。
基本は英語、バッソを始めイタリア人の選手にはイタリア語、
自分の話はデンマーク語と使い分けたり。

後半はこの年、総合3位となるバッソにスポットが当たります。
バッソ。かなり男前です。彫像のようです。
最後の方に出てくるバッソの子供も天使のよう。

この年、そんなバッソにドラマがあり、その話を追います。
レース中、母親が癌であると聞かされたバッソ。
癌を克服し連覇中の王者ランス・アームストロングにすがるように相談することになります。
少し、ウィキにもエピソードが載っていますね。

近年下火になってきているらしいけど
やはり、ヨーロッパには自転車競技が文化としてある程度根付いているんでしょうね。
近所の散歩用。でなくロングライドへの理解が深まれば日本人の自転車への価値観も
変わるのかもしれませんね。

とりあえず、2003と2004年のレースのDVDが見たくなりました。
誰か持ってませんか?

OVERCOMING -ツール・ド・フランス 激闘の真実- [DVD]

ポニーキャニオン









ビャルネ・リース現役の頃。
僕もラケットはよくやっていましたが(笑)
自転車なげちゃいかんでしょ(笑)
[PR]
by afterthecycle | 2009-12-07 20:58 | movie
"Hell on wheels"
ツール・ド・フランス。
言わずと知れた世界最高峰の自転車レースです。
F-1はよく見る人だったので
(時間帯がだいたい同じ、ヨーロッパで人気のスポーツという意味で)
フジテレビで放映されていた時代にはよく見ていました。
インデュライン全盛期。
F-1も含め、だらだらと続くだけのレースを見て何が面白いの?と
よく言われますが面白いです。その舞台裏のドキュメンタリーも
近頃いくつか撮られているようですが、そのひとつ。

原題 "Hell on wheels"
邦題は『マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会』
という長ったらしいタイトルがついた作品を見ました。

2003年、第90回ツール・ド・フランス
のドキュメンタリー・フィルムです。

どうやらドイツ人の映画監督のようで
チーム・テレコム(現T-モバイル)に密着取材した内容。
カット割りも巧く、選手たちはもちろん
カントリーサイドのフランスの風景は美しすぎます。

"Prisoner of street" = 道の囚人 とプロのサイクリスト達は呼ばれるそうです。
マラソン選手なんかもそうかな?と思いますが、
ツールの場合、23日間、3,426km。
途中山岳地帯も含め3週間強、毎日(途中週1で休息日あり)
自転車に乗っていないといけないという過酷なレースです。
そうなると陸上競技というより、
むしろアドベンチャーレースに近いですね。
Raid Gauloises? フランス人ってどMですね(笑)

この年のエース、エリック・ツァベルを中心に相棒のロルフ・アルダグ、
この年3位のアレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン出身!)に、
スポットを当て、レース展開も多少交えながら話は進んでいきます。

落車が特に多かった年のようですが、
今でも語りぐさになるランス・アームストロングのショートカットなどなど
有名なシーンも出てきます。

レース自体は見てないのでややわかりにくい部分はありますが、
まさに舞台裏、選手たちの泣き言ばかりが(笑)聞けます。
『自分は凡才でアームストロングやヤン・ウルリッヒは天才だ』とか、
どの選手もまず『ストレス』という言葉が出てくるのが印象的でした。

「2.5cmのタイヤで時速95kmで坂を下れるか?」とホテルでは考えるが
レースになればその不安は忘れてしまう。とか。

グラン・ツールにすべて出場、完走したとして1年のうち2ヶ月は
レース上にいて、そのための練習、他のレースと考えると
道の囚人といわれる所以もわかる気がします。

これに加え、近年ではドーピングの問題もありますし、
いや、こんなだからこそドーピングも表面化するんでしょうね。
アマチュアから見れば桁違いの強さを持つ選手たちでも、
プロということは仕事なのですからとても過酷な労働条件と言えるでしょう。

トレーナーのおじいちゃんが毎日ゴール地点でツァベルを始め選手たちが帰ってくるのを
不安そうに待っている後ろ姿が泣けます。
レースが好きな人にはつまらないと言う人も多いのかもしれませんが、
僕は十分に楽しめました。

選手個人の顔が見えると変わりますね。
彼らもまた同じ人間であると感じられただけで十分すぎます。
歴史に名を刻むごくわずかな選手の影にはそのサポートに徹する
チームメイト、スタッフに支えられていると言う事実に感動しました。
来年はテレビ買おうかな(笑)


マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会 [DVD]

アップリンク








[PR]
by afterthecycle | 2009-11-27 22:46 | movie